vim (その3) & PuTTY 設定
今年は正月からダウンしていました。昨年から vim を使うことが多くなり色々と設定を追加しています。今回も vim の設定を追加して少しでも快適に使おうとしています。(~/.vimrcに追加です。)
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vim を使っていて見にくくなるのがコメント表示です。# から行末までが青色で目をこらして画面を見ることになります。.vimrc に
hi Comment ctermfg=Green
の1行を追加するとコメントは緑色で表示されグッと見やすくなります。
10 key を有効とする。
vim を使う時は PC から PuTTY でログインすることが多いです。数字の入力が連続する場合は うっかりと 10 Key を使ってしまいます。shell の場合は 10 key でもOKなのですが vim 使っていると数字が入力されません。こんな場合は PuTTY の設定を行えば 10 Key を使うことが出来ます。
PuTTY 設定
端末--> 高度な設定
□ アプリケーションキーパッドモードを無効にする(K)
にチェックを付加すれば 10 Key が使えます。
vim (その2 - ファイラー)
Linux を使っているとファイル名やディレクトリ名を入力するのですが、1文字間違うと反応してくれません(そんな名前は無いよ!: No such file or directory といわれてしまう。) TAB で補完すればいいだけど。似通った名前でうろ覚えだと、なかなか目的のファイルを修正するのに時間がかかってしまう。
そんな時は vim に組み込まれている Netrw ( ファイラー)を活用して作業を早く済ませてしまいましょう。
vim . (vimの後にスペースとピリオッドを入力して Enter を押す。)
これでカレントディレクリのファイルやディレクトリの一覧が表示される。あとは目当てのファイルをカーソルキー(↑, ↓, J , K) で選択すればOK, もちろんディレクトリを選択すれば、そのディレクトリのファイル一覧が表示される。
ファイル一覧を表示中に i キーを押せば、その都度表示形式が替わる。
CentOS の /etc を表示した場合。
DOS の頃の FD を思い出す!
vim その1
久しぶりに Blog 更新
暫く、Linux (Fedora , CentOS, Ubuntu ) にハマって(嵌められて)いた。Linux では色んな設定をエディターで行うが、OSインストール直後は vi (vim) を使うことが多い。GUIだと、gedit, kate 等(私は Geany が気に入っています。)しかし、CUI で起動することが多いので vim を使うことが多くなっています。なので vim を使い易くしようと、色々、調べてみました。そうすると $(HOME) に .vimrc があり、そこに各種設定を追加すればいいらしい。でも、そんなファイルは存在しないけど、と半分、諦めていたのですが。無ければ作ればいいと。どこかの blog で見た記憶があったので。ダメ元で作ってみました。(おかしなことになれば OS 再インストールすればいいや!)
ホームディレクトリで vi .vimrc とやって作ってみました。
中身は以下のとおり。
"Tab をスペース4に設定する。
set tabstop=4
set autoindent
set expandtab
set shiftwidth=4
"########### 表示追加 ############
set number "行番号追加
その後、vim でファイルを開くと行番号がデフォルトで表示されタブ数も 4 になり、起動が少し楽になりました。(以前は起動直後に :se number で番号を表示していまいした。)
root の管理下では上記の.vimrc は無視されてしまうので /root の配下に .vimrc を作ってみました。こうすれば root になって実行してもOK! また、sudo vi XXXX でもOKでした。
sshd_config なんか編集するのに楽だ。
MSP432 (Cortex-M4F)
(注意点はウイルスチェックが動いていると警告が出ます。私はウイルスチェックを
一時、外してインストールしました。)
CCS マニュアル | CCSv6 インストレーションガイド | TI
3色LEDがあるのでこれを点滅させてみる。
まず、サンプルを動かしてみる。
Devices → MSP432P4xx → MSP432P401R(CMSIS) と選択する。
プロジェクト名で「msp432p401_1」を選択する。
サンプルの main 関数が見えます。
LED1 ( Red のみ) の点滅です。以下のように3色LED の点滅を追加し、ビルドします。
#include "msp.h"
#include <stdint.h>
#define RGB_LED_WAIT 100000
#define RGB_OFF_WAIT 100000
int main(void) {
volatile uint32_t i;
WDT_A->CTL = WDT_A_CTL_PW | WDT_A_CTL_HOLD; // Stop WDT
P1->DIR |= BIT0; // P1.0 set as output
P2->DIR |= BIT0; // P2.0 set as output (Red)
P2->DIR |= BIT1; // P2.1 set as output (Green)
P2->DIR |= BIT2; // P2.2 set as output (Blue)
while (1) // continuous loop
{
P1->OUT ^= BIT0; // Blink P1.0 LED
for (i = 20000; i > 0; i--); // Delay
P2->OUT = 0x0000 ;
P2->OUT = 0x0001 ; // Blink P2.0 LED (Red)
for (i = RGB_LED_WAIT; i > 0; i--); // Delay
P2->OUT = 0x0000 ;
for (i = RGB_OFF_WAIT; i > 0; i--); // LED All Off Delay
P2->OUT = 0x0002 ; // Blink P2.1 LED (Green)
for (i = RGB_LED_WAIT; i > 0; i--); // Delay
P2->OUT = 0x0000 ;
for (i = RGB_OFF_WAIT; i > 0; i--); // LED All Off Delay
P2->OUT = 0x0004 ; // Blink P2.2 LED (Blue)
for (i = RGB_LED_WAIT; i > 0; i--); // Delay
P2->OUT = 0x0000 ;
for (i = RGB_OFF_WAIT; i > 0; i--); // LED All Off Delay
}
}
ビルドが成功すれば RUN → Debug でプログラムはターゲットボードに転送され、
int main ( void ) で停止しています。Run → Resume でプログラムが走りだします。
Go クロスコンパイル
Go 言語にはクロスコンパイルの機能が備わっているので同じソースから ARM 用の実行プログラムを作ってみます。
おなじみの New3 フォルダーにある main.go です。
設定を変えるのは ↓ の system となっているのをターゲットに合わせて変更するだけです。今回は Raspberry Pi B+ をターゲットとしました。
cross-arm6 の内容は以下の通りです。
New3 を cross-arm6 でビルドすると New3 (ELF形式)のファイルが出来上がりますので、そのファイルを Raspberry Pi B+ に転送します。今回は TeraTerm の SSH で接続していますので ファイルメニューの SSH SCP... を使って転送します。
転送しただけでは実行権限がないので付加して、実行します。
Raspberry Pi 上で実行できました。
Go デバッグ
Go のデバッグを始めます。
まず、ソースを読み込んでコンパイルし、文法上のエラーが無いことを確認します。
ブレーク(一時停止)するところを決めます。止めたい行にカーソルを移動し F9 を押します。(最近のデバッガーではダブルクリックでブレークポイントを設定できるのですが今回はまだできません。F9 を押してください。)
デバッグを開始します。F5 を押します。
プログラムの先頭で停止します。続いて[ 続行 ] F5 を押すとブレークポイントで停止します。
ブレークポイントで停止したとき 変数 タブをクリックすれば、現在の変数の値が見えます。[ Name | Value | Type ] は それぞれ
i 3 int ................... となっています。(途中で止めた時)
どんどん、次へ進むとプログラムは終了し、結果は下段のデバッグ出力に表示されます。
その後、F5 を押しても すでにプログラムは終了しているので ( New3 がメモリ上から消えている)
Error! プロセスに書き込めませんでした
となります。
Go IDE
Go 言語用 IDE (Integrated Development Environment) は既に何種類か出回っている
Lite IDE, Eclipse, Visual Studio Code 等、一番インストールが簡単でデバッグ機能がついている Lite IDE をインストールします。
liteidex29.windows-qt5-1.zip
Binary downloads より X29 バージョンをダウンロードし、任意のフォルダーに展開し、bin 配下にある liteide.exe をダブルクリックすれば起動します。
設定もほとんど無く。
確認するだけで動作します。