めまいプログラマーの徒然

小脳出血でめまいをおこしている プログラマの忘備録

vim その1

久しぶりに Blog 更新

暫く、Linux (Fedora , CentOS, Ubuntu ) にハマって(嵌められて)いた。Linux では色んな設定をエディターで行うが、OSインストール直後は vi (vim) を使うことが多い。GUIだと、gedit, kate 等(私は Geany が気に入っています。)しかし、CUI で起動することが多いので vim を使うことが多くなっています。なので vim を使い易くしようと、色々、調べてみました。そうすると $(HOME) に .vimrc があり、そこに各種設定を追加すればいいらしい。でも、そんなファイルは存在しないけど、と半分、諦めていたのですが。無ければ作ればいいと。どこかの blog で見た記憶があったので。ダメ元で作ってみました。(おかしなことになれば OS 再インストールすればいいや!)

ホームディレクトリで vi .vimrc とやって作ってみました。

中身は以下のとおり。

"Tab をスペース4に設定する。
set tabstop=4
set autoindent
set expandtab
set shiftwidth=4

"########### 表示追加 ############
set number "行番号追加

 

その後、vim でファイルを開くと行番号がデフォルトで表示されタブ数も 4 になり、起動が少し楽になりました。(以前は起動直後に :se number で番号を表示していまいした。)

root の管理下では上記の.vimrc は無視されてしまうので /root の配下に .vimrc を作ってみました。こうすれば root になって実行してもOK! また、sudo vi XXXX でもOKでした。

sshd_config なんか編集するのに楽だ。

MSP432 (Cortex-M4F)

MSP432 基板が手に入ったので、まずLチカをやってみます。コンパイラーは TI社からリリースされている CCS を使って見ます。中身は Eclipse です。
ダウンロード先は

Download CCS - Texas Instruments Wiki

インストールは特に意識することなく簡単にインストールできました。
(注意点はウイルスチェックが動いていると警告が出ます。私はウイルスチェックを
一時、外してインストールしました。)
インストールの解説はこちら

CCS マニュアル | CCSv6 インストレーションガイド | TI

f:id:xskawabe:20160707201633j:plain

 3色LEDがあるのでこれを点滅させてみる。

まず、サンプルを動かしてみる。

Devices → MSP432P4xx → MSP432P401R(CMSIS) と選択する。

f:id:xskawabe:20160707203354p:plain

プロジェクト名で「msp432p401_1」を選択する。

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サンプルの main 関数が見えます。

f:id:xskawabe:20160707204039p:plain

LED1 ( Red のみ) の点滅です。以下のように3色LED の点滅を追加し、ビルドします。

#include "msp.h"
#include <stdint.h>
#define RGB_LED_WAIT 100000
#define RGB_OFF_WAIT 100000
int main(void) {
    volatile uint32_t i;

    WDT_A->CTL = WDT_A_CTL_PW | WDT_A_CTL_HOLD;               // Stop WDT
    P1->DIR |= BIT0;                          // P1.0 set as output

    P2->DIR |= BIT0;                          // P2.0 set as output (Red)
    P2->DIR |= BIT1;                          // P2.1 set as output (Green)
    P2->DIR |= BIT2;                          // P2.2 set as output (Blue)

    while (1)                               // continuous loop
    {
        P1->OUT ^= BIT0;                    // Blink P1.0 LED
        for (i = 20000; i > 0; i--);        // Delay

        P2->OUT = 0x0000 ;
        P2->OUT = 0x0001 ;                    // Blink P2.0 LED (Red)
        for (i = RGB_LED_WAIT; i > 0; i--);   // Delay
        P2->OUT = 0x0000 ;
        for (i = RGB_OFF_WAIT; i > 0; i--);   // LED All Off Delay

        P2->OUT = 0x0002 ;                    // Blink P2.1 LED (Green)
        for (i = RGB_LED_WAIT; i > 0; i--);   // Delay
        P2->OUT = 0x0000 ;
        for (i = RGB_OFF_WAIT; i > 0; i--);   // LED All Off Delay

        P2->OUT = 0x0004 ;                    // Blink P2.2 LED (Blue)
        for (i = RGB_LED_WAIT; i > 0; i--);   // Delay
        P2->OUT = 0x0000 ;
        for (i = RGB_OFF_WAIT; i > 0; i--);   // LED All Off Delay
    }
}

ビルドが成功すれば RUN → Debug でプログラムはターゲットボードに転送され、

int main ( void ) で停止しています。Run → Resume でプログラムが走りだします。

 

Go クロスコンパイル

Go 言語にはクロスコンパイルの機能が備わっているので同じソースから ARM 用の実行プログラムを作ってみます。

 おなじみの New3 フォルダーにある main.go です。

f:id:xskawabe:20160518143403p:plain

 設定を変えるのは ↓ の system となっているのをターゲットに合わせて変更するだけです。今回は Raspberry Pi B+ をターゲットとしました。

f:id:xskawabe:20160518143528p:plain

cross-arm6 の内容は以下の通りです。

 f:id:xskawabe:20160518145313p:plain

New3 を cross-arm6 でビルドすると New3 (ELF形式)のファイルが出来上がりますので、そのファイルを Raspberry Pi B+ に転送します。今回は TeraTermSSH で接続していますので ファイルメニューの SSH SCP... を使って転送します。

f:id:xskawabe:20160518145819p:plain

転送しただけでは実行権限がないので付加して、実行します。

f:id:xskawabe:20160518145834p:plain

Raspberry Pi 上で実行できました。

 

 

Go デバッグ

Go のデバッグを始めます。

まず、ソースを読み込んでコンパイルし、文法上のエラーが無いことを確認します。

f:id:xskawabe:20160518132638p:plain

ブレーク(一時停止)するところを決めます。止めたい行にカーソルを移動し F9 を押します。(最近のデバッガーではダブルクリックでブレークポイントを設定できるのですが今回はまだできません。F9 を押してください。)

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デバッグを開始します。F5 を押します。

 

プログラムの先頭で停止します。続いて[ 続行 ] F5 を押すとブレークポイントで停止します。

f:id:xskawabe:20160518132747p:plain

ブレークポイントで停止したとき 変数 タブをクリックすれば、現在の変数の値が見えます。[ Name | Value    |   Type ] は それぞれ

                i          3               int ................... となっています。(途中で止めた時)

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どんどん、次へ進むとプログラムは終了し、結果は下段のデバッグ出力に表示されます。

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その後、F5 を押しても すでにプログラムは終了しているので ( New3 がメモリ上から消えている)

Error! プロセスに書き込めませんでした

となります。

Go IDE

Go 言語用 IDE (Integrated Development Environment) は既に何種類か出回っている

Lite IDE, Eclipse, Visual Studio Code 等、一番インストールが簡単でデバッグ機能がついている Lite IDE をインストールします。

 f:id:xskawabe:20160505122750p:plain

ダウンロード元
 
ダウンロードファイル

liteidex29.windows-qt5-1.zip

f:id:xskawabe:20160505114933p:plain

Binary downloads より X29 バージョンをダウンロードし、任意のフォルダーに展開し、bin 配下にある liteide.exe をダブルクリックすれば起動します。

設定もほとんど無く。

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確認するだけで動作します。

Go 言語

GoLang が2009年に発表されバージョンは 1.6 になった
LL(Lightweight Language)言語以外が発表されるとは思っても見なかった
直ぐ取り掛かろうと思ったが諸般(個人的)の事情があり今日までとなって
しまった。

ダウンロードは以下から行います。(すでにバージョンは 1.62 )
  https://golang.org/dl/

Go のダウンロード( Windows 用をダウンロード)
   ( go1.6.2.windows-amd64.msi )
Go のインストール(Windows)
Go を快適にコーデングする方法
  (IDE のインストール、LiteIDE or Visual Studio Code ....)
Go のデバッグ方法
Go のクロスコンパイル環境
Go のリモートデバッグ方法 (....これは難しそう)

 以上、気がついて時点で追加していきます。

 

Go のインストール

 ダウンロードした go1.6.windows-amd64.msi をダブルクリックすればインストールが開始されます。あとは画面の指示に従って [Next] を選択すればインストールされます。

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